PCゲーム・3DCG・動画編集・AI

PCゲーム

PCゲームは、Windowsパソコンを使用し、ゲームをします。多くの親御さんは、ゲームばかりしていると宿題をする時間がなくなったり、勉強ができなくなってしまう、と考えます。子どもがゲームを始めると6時間以上も連続でやったり、寝る時間と食事の時間以外すべてゲームをしているからです。

確かに、ゲーム依存症だと思われる場合には、児童精神科医に相談することをおすすめします。ですが、まず最初に分かってほしいのは、ゲームを取り上げたり制限しても、勉強はしません。ゲームに熱中する意味を理解することが大事なのです。詳しくは、投稿記事などを見てください。

なお、ゲームにも3つのジャンルがあって、それぞれ利点もあり、子どもの能力を上げる効果があるからです。また、単に趣味として、ゲームという楽しみを持つことは人生を幸せにしてくれます。

・マインクラフト:計画的に建築や自然物を創り、自分だけの世界を自由に創造できる。子どもの創造性を豊かにしてくれます。最近では、仲間との共同計画や休息の場所、リーダーシップの形成につかわれています。実際の会社説明会などにも使われています。

・フォートナイト:対人戦で次から次に敵が現れます。自分のキャラクターを創り、瞬発的な判断力を必要で、仲間と共に何度も失敗しながら、強くなっていきます。失敗にめげず、仲間を巻き込み、集中力が養われます。

・スプラトゥーン:おしゃれでかわいいキャラクターが、色を塗った面積で競います。敵を倒すゲームではなく、仲間と声を掛け合いながら、ポップな色を塗っていきます。サッカーなどの守りと攻めのチームワークが勝敗をきめています。1マッチ3分から5分で終わるので、爽快感が得られます。スプラトゥーンはNintendo Swicthなので、HDMIケーブルで大型モニターに接続します。

松代校では、PCゲームをストレスなくやるために、ゲーミングパソコンと31.5インチの大型ディスプレイを用意しています。パソコンの仕様は以下の通りです。

  • WindowsPC:ゲーミングパソコン GALLERIA XA7R-R39 RTX3090
    • CPU:AMD Ryzen 7 3700X 
    • GPU:NVIDIA GeForce RTX 3090 24GB 
    • メモリ:16GB DDR4 SDRAM(32GBに増設してあります)
  • WindowsPC:ゲーミングノートパソコン GALLERIA GWL250YF
    • CPU:Core i5-8265U
    • GPU:NVIDIA eForce MX250
    • メモリ:18GB
    • ストレージ:56GB NVMe SSD
  • ゲーミングモニターディスプレイ:ACER 31.5″ 4K 144Hz 0.5ms Nitro XV322QKKV
  • BenQ モニター ディスプレイ GW2283 (21.5インチ/フルHD)×2台
  • ゲーミングヘッドセット:SONY INZONE H7 WH-G700/WZ

今後はさらに、ゲーミングパソコンを充実していきます。また、ゲームをする側から、「ゲームを創る側」である3DCGやプログラミング作成に移行するプログラムを用意しています。




3DCG

3DCGとは、三次元のコンピュータグラフィックスのことで、仮想空間に自由に想像した物体を創ります。現在の高度なゲームはすべて3DCGでつくられていますし、Web.3やメタバースには必ず必要になっています。

映画などで使われている3DCG作成ソフトの最高峰は「Maya(マヤ)」です。オートデスク社から発売していますが、毎月数十万円ぐらいなので非常に高価です。なお、オートデスク社はもともと建築や機械の設計ソフト開発をしていて、その分野でもトップといえます。

松代校では、無料で使える「Blender(ブレンダー)」を主に使っています。他には無料版の「Unity(ユニティ)」を使っています。無料といっても、世界中の利用者が多くいるので、日々開発が進んでいます。また、3DCGソフトウェアは英語バージョンを使用し、検索やチュートリアル動画もすべて英語で理解しますので、英語力も向上します。今後は、Unrial Engine(アンリアル エンジン),C++なども取り入れていきます。たくさんの専門用語がありますが、やっていく間に自然と覚えることができます。

基本的な3DCGの作り方は以下のようになっています。

  1. 元となる写真やイラストを探します。著作権に注意します。
  2. 枠やメッシュを作成します。または、スカラプティングします。
  3. ボーンを付け、動きができるようします。背景もつくります。
  4. カメラを配置し、キャラクターや物体を動かします。
  5. ビデオ撮影し、音楽や効果音を付けます。音楽は特に著作権に注意します。
  6. 実写ビデオとグリーンバック合成します。
  7. 動画クリップとして、出力します。

このプロセスをすることで、「スターウォーズ」や「マトリックス」のような、役者と3DCGの合成した映画が作成できます。

ただし、コンピュータに負荷がかかるので、CPU.GPU,メモリなどが高性能でないとできません。ここ松代校では、短編映画であれば作成できる高性能コンピュータと31.5インチ4Kディスプレイをそろえています。

AIプログラミングのコースもあります。




動画編集

https://www.blackmagicdesign.com/products/davinciresolve

Youtuberは子どもたちに人気のある職業です。今後は、品質の高い動画や短編動画が主流になってきます。Youtubeなどの動画編集においては、高度な技術を必要になってきます。そのため、動画撮影や音声、クリップ編集、音楽選定、カラーリングなどを学ぶ必要があります。

松代校では、Blackmagic design(ブラックマジック デザイン)社の動画編集ソフト「Davinci Resolve(ダヴィンチ レゾルブ)」を使用し、動画編集を行っています。ダヴィンチ レゾルブの最大の利点はカラーリング調整です。そのため、撮影時から編集作業のことを考えながら、編集作業に大きな負担がかからないように撮影します。また、すべて英語でのメニューおこないますし、チュートリアル動画も英語です。

動画の作り方は以下の通りです。専門用語がたくさんありますが、やっていくうちに自然と理解できるようになります。

  1. どんな動画にするか企画します。おおよその流れを把握しておきます
  2. 撮影現場で、ライトやマイクの設置、登場者のメイクアップ、撮影の流れを考えます
  3. ホワイトバランス、カラーマスターなどで現場でのカメラ調整などをします
  4. カット毎に撮影します。特に重要なのはライティングと音声です。
  5. カットの間にいれる花壇や看板などを撮影します
  6. 映像と音声をメディアからコンピュータに取り込みます。
  7. 使用する映像をクリップ毎にソフトウェアに取り込み、編集します
  8. トランジョンや映像効果、文字入力をします
  9. 音声、音楽、カラーリング調整をします
  10. 映像を書き出して、大画面で全体を確認します
  11. Youtubeにマッチしたファイルで、タイトルなどと一緒にアップロードします
  12. コメント対応します

品質の高い3分程度の動画の場合、おおよそ120分ぐらい(およ40倍以上)の動画を撮影していきます。さらに、その編集をするのは、集中してやったとしても、およそ4日以上かかります。

松代校では、動画撮影の方法も含めて、実践的な動画を創っていきます。将来には、youtuberや映像クリエイター、映画監督なども可能です。

松代校で使っている動画撮影に関する設備は以下です。

  • ミラーレスカメラ:SONY α6400
    • レンズ:E3.5-5.6/PZ 16-50(標準レンズ)
    • レンズ:FE1.5 35mm
  • マイク:コンデンサーマイク RODE VideoMic Pro Rycote
  • ライト:Neewer 2パック 二色660 LEDビデオライト、スタンドキット
  • スライダー カメラ 電動 ASHANKS (80cm長さ)
  • 三脚:Manfrotto ビデオキット ツイン3段アルミ MSタイプ MVK500AM
  • ペンタブレット:ワコム ペンタブレット Wacom Intuos Pro Mサイズ プロ
  • マウス:エレコム ワイヤレスマウス トラックボール 6ボタン M-XT3DRBK
  • マウス:エレコム マウス ワイヤレス トラックボール 大玉 8ボタン M-HT1DRXBK
  • 編集ソフト:Davinci Resolve 最新バージョン

今後は、ドローンやGOPRO、3軸ジンバルなどを使ったさらに品質の高い映像を撮っていく予定です。