紛争が続くアフガンの児童に「思い出のランドセル」を！

戦争の被害にあっているのは、ウクライナだけではありません。アフガニスタンは、20年以上も続く旧ソ連の侵攻や内戦があり、米軍が主体となっていた駐留外国軍が2021年に撤退しました。これによって、ガニ政権が倒れ、イスラム主義勢力タリバンが復権、統治しています。しかし、テロ組織が複数存在し、情勢はまだ不安定で内戦が続いています。2022年国連推計によると、総人口のおよそ6割の2,440万人がなんらかの支援が必要とされています。2,440万人は、宮城県の全人口に匹敵します。

そこで、日本の国際協力NGOであるジョイセフ（公益財団法人）は、アフガニスタンの子どもたちに「思い出のランドセルギフト」として、日本の小学校を卒業して使わなくなったランドセルや文房具を送る活動をしています。

その活動を知った信州大学付属松本中学校の木島蓮花（きじまれんか）さんは、自分の使っていたランドセルだけでなく、まわりに声をかけて、多くのランドセルを送る活動に積極的に参加しています。蓮花さんは、祖母の「ちいばあ」にも連絡し、この活動をさらに広げています。

木島蓮花さんは、まだ紛争が続き十分な教育を受けられない児童が多くいる、という現状を理解するとともに、自分ができる社会貢献もあることを気づかされました。この状況をまわりの友達などに話したところ、たくさんの賛同を得られるとともに、その反響に驚いています。そして、「普通に生活できていることを感謝しないといけないように思うようになった」と信濃毎日新聞の取材に答えています。（2021年5月22日版）

その蓮花さんから話を聞き、「思い出のランドセルギフト」の活動に感銘を受けた長野市松代町にあるブルースカイの松田さんとそのお孫さんである西沢瑠斗君も、ランドセルのご寄付を受け付けています。

ジョイセフの「思い出のランドセルギフト」については、以下を確認してください。

送ったランドセルは、まだ校舎がなく青空教室で学ぶアフガンの子どもたちに配っています。ランドセルは非常にしっかりしているので、現地では”机の代わり”として勉強に使っています。また、すぐに学習できるように鉛筆や消しゴム、ノートなども送っています。

あなたにも、この「思い出のランドセルギフト」プロジェクトに参加して、ランドセルのご寄付をお願いします。蓮花さんも、”ちいばあ”も、あなたからのご寄付をお待ちしております。

思い出のランドセルギフトの送付先

「思い出のランドセルギフト」の送付先は3か所あります。ちいばあ（がらくた座）、松田さん（ブルースカイ）、ジョイセフの送付先の3か所です。お近くの場合には、直接お持ち込みもできますので、以下までご連絡ください。海外輸送経費の受け渡し方法については、それぞれの方にお問い合わせください。

・ちいばあ（がらくた座）
〒390-0831　長野県松本市井川城3-7-6
木島知草　宛て
090-4020-4913(SMS可)、0263-26-3601

・松田さん（ブルースカイ）
〒381-1226
長野市松代温泉 158-5
松田恵子　宛て
090-2458-2557

・ジョイセフ指定送付先
〒143-0001
東京都大田区東海4-7-7
鴻池運輸　大井物流営業所内 　
サンライト「ジョイセフランドセル」係
（配伝票に送付先の電話番号を記載する必要はありません）

ご寄付に関する注意点

以下の注意点をご覧いただき、お送りくださるようにお願いします。また、ご参加いただくにあたり、海外輸送経費につきましても併せてご寄付をお願いしております。なお、いったん贈られましたランドセルの返却と海外輸送経費の返金はできませんのでご了承ください。

【海外輸送経費等】
・海外輸送費：1,800円
・文房具のとりまとめ・包装費：700円
合計：2,500円

【ランドセルの注意点】
ベルトや留め具が破損していたり、劣化状態が著しく悪いもの
宗教上の理由により、豚革製のランドセル
お守りや防犯ブザーは取り外してください

【文房具等の注意点】
すべて未使用品に限ります
・送付可能な文具品
鉛筆
色鉛筆
ノート
消しゴム
手動の鉛筆削り
下敷き
ボールペン

・送付不可能な文具品
はさみ
カッター
ぬいぐるみなどのおもちゃ
楽器類
液ノリ
衣類
補充が必要な文具品（ホッチキス、シャープペンシル、バインダーなど）

詳細については、以下のサイトを確認してください。

みなさんのご支援をお願いいたします。